先日、テンカラ竿の穂先を折ってしまったので修理に出そうと上州屋天白店へ行ってきました
竿を修理したい事を伝えたとき、店員さんの顔が一瞬曇る・・・
実は今月で店を閉めるんです・・・
思わず、エー!となったのですが、周りを見渡すとそこら中に書いてあります
閉店決算セール
今回は商品が店じまい前に届くか調べてもらい、間に合いそうなのでお願いしました
間に合わなければ、豊田店か中川店になるそうで、どちらも行く機会はありません
たまにしか利用していなかったのですが、いつ来てもお客さんは少なく、置いている商品も定番の物が中心なのは仕方がないと思います
私も、テンカラ竿は購入しましたが、毛鉤を巻く為の商品が1つもないのでネットで購入しています
元々釣り人の人口も減ってきている様に思えます
小さな釣具屋さんがチェーン店に負け、同じチェーン店も大きなところに更に負け、数がどんどん減ってきています
私はこの場所に住んで25年ほど経ちます
その時からずーとお世話になっていました
とても寂しく、何とかできなかったものかと遅ればせながら思います
ネットに限らず実店舗でも客数を増やす努力が必要です
飲食店と変わらぬ集客努力をしなければ生き残っていけない時代、ネットやSNSを上手く活用しなければ又、人は集まらないのでしょう
釣人口は減っているのではなく、そういう時代にあった努力や工夫が必要なのでは無いでしょうか
と言う訳で、言いっ放しでだけでは面白くありません
考えてみました
天白店は近場に天白川や池がたくさんあります
天白川では鯉、ヘラブナ、オイカワ、ブラックバス、ナマズ、モツゴ、カマツカ、その他下流域ではハゼ、スズキなどが釣れます
店内に水槽を置き、天白川で釣れる魚を展示したり、釣った魚を持ってきた人にはポイントを付与します
釣った魚は飼うことも多いし、そうした用品なども扱う
また、色んなイベントを開催します
問題はあるかもしれませんが、子供につりを経験させたい親御さんも居るはずです
釣り堀も近くにありますので釣り体験のイベントで親子連れの集客をします
清掃イベントやアカミミガメの駆除などはいまテレビで良くやっていますよね
釣具もオリジナルの商品開発をし、他店では扱えないようにしたりと色々あったんじゃ無いのかな
やった結果が今だとするとやり方に問題があるんでしょうね
今度竿を取りに行くときにオイカワの撒き餌とか買っておこう!
寒バエ釣りに備えて
潰れそうな釣具屋さんは参考になるか分かりませんが今一度そうした地域に根付く努力をして欲しいし生き残ってほしいとつくづく思いました