第61期 王位戦 第4局で使われた将棋の駒
第61期 王位戦 七番勝負 第4局 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖 で使われていた将棋の駒
先日、AbemaTVで将棋観戦が面白いとご紹介した際に、将棋に使われる盤と駒について高価な盤、駒とはどんなものかを調べました。
- 盤の特徴:榧(かや)で 四面ともに綺麗な年輪模様の四方柾(しほうまさ)
- 駒の特徴:虎斑(とらふ)
何気なく今回の対戦状況でも見ようかとチャンネルを開くと、なんとそこで使われている駒はまさしく虎斑(とらふ)でした。
駒の書体:水無瀬(みなせ)
将棋盤は木目がまっすぐでとても奇麗なのですが少しおとなしめです。
駒が派手なのでこのような組み合わせなのでしょうか。
この虎斑の駒、高いですよー!気になる方はこちらの記事をご覧ください。
聞き手の山口恵梨子女流二段が『タイトル戦で使われるのは珍しいですね』と言っていたのでさかのぼって見てみます。
駒の書体:菱湖(りょうこ)
確かに、駒は虎斑ではありません。将棋盤は木目のはっきりした盤ですね。
駒の書体:錦旗(きんき)
駒の書体:錦旗(きんき)
全局、駒、盤が違い1局から3局まで虎斑ではなかったです。
ひょっとして木村一基王位のゲン担ぎなのかと昨年の王位戦を調べてみました。
なかなか良い映像がなく分かづらいのですが、どうやら虎斑はなさそうです。
という事は、木村一基王位の藤井聡太棋聖に対するプレッシャーなんですかね。
経験の浅い藤井棋聖は高価な駒を使う機会も少なかったでしょうから、
えっ!虎斑じゃん!!!
ってなりませんかねぇwww
きっとなりません。
18歳には見えない落ち着きがありますから。
次は最年少で三冠です。
木村一基九段も対戦後のインタビューはとても潔く素晴らしいと思いました。
家の妻は何かに付けて
『藤井君を見習いなさい!』と私に良く言ってきます。そんな藤井二冠推しの妻は以前、羽生善治二冠に勝利した後のインタビューを見て羽生二冠が大嫌いになったと言います。
何故か聞いてみると
対戦後のインタビューでの話し方が嫌!
だそうで、もう将棋の事なんて関係ありません。
今回の木村一基王位のインタビュー時の様子を話すと妻も潔いと認めてましたが、どうやら藤井聡太ニ冠を息子を見る目線で応援している様です。
世のお母さん世代を味方につけた藤井聡太ニ冠の活躍を期待したいと思います。
将棋の駒のお話でした。