PENBBS 500 万年筆のレビュー
購入した万年筆が届きました。
金魚みたい
プラチナのセンチュリーと比較
サイズは長くて太いのですが、キャップをはめなければキャップをお尻に付けたセンチュリーよりも軽く手の中に納まります。
キャップを外す際の回転もブレが少なく心地よくて高級感を感じます。センチュリーのキャップは締めるときに最後の90°少し圧力が変わる心地よさがありますが、PENBBSは突然キュッと閉まるだけです。
モンブランのボールペンも回転時心地良いです。スー・カクみたいな。
筆記用具に必要とされていない所の感触に囚われるってどうかと思いますが。
早速、赤いインクを注入
ポンプ式でバネの力でインクを吸い上げます。
しっかり漬けないと吸いません。これ、後でペン先を拭くのが嫌なので次回からは注射器を使いペン軸に直接インクを注入する事にします。
試しに書いてみると、おお!
筆圧無しでサラサラ書けます。
太い軸でこのサラサラ感は堪りません。
プラチナは少しカリカリ感がありますが、それが無い。
良いんじゃないですか?
大変気に入りました。
ペン先サイズ
Fを選びました。
日本のメーカーは同じFでも他国より細いらしいのですが、このPENBBS 500は日本のFと変わらないように思えます。ジャパニーズニブです。
残念な所
ペンキャップがお尻につけれない。
お尻に段があり少し細くなっているので当然つくものと思ったのですがはまりません。このサイズだと別に付けなくても良いんですが、それならお尻に段がない方が良いと思いました。
ネジを回しにくい
インク吸入時にお尻のネジを回すのですが薄ぺったいネジ頭で爪の先でかろうじて回す事ができます。
書き始め
センチュリーはキャップを開けた瞬間からいつもの書き味ですが、PENBBS500はペン先からインクを入れた直後は分からなかったのですが書き始めインクフローが渋めです。
残念なところがあるものの価格から考えて全然我慢できます。
万年筆にはまりそう、いえ既にはまっています。
ボールペンよりも手がかかり、こまめなインク補充が面倒くさいと思われがちですが普段から使っていると意外とその手間も一つの楽しみに変える事ができます。
例えばインクも書き味が変わる要因の一つで、違うメーカーの物や色を持っておくと好みの組み合わせが見つかったりします。
さらに付け加えると紙質も影響します。
安いコピー紙は字が太く滲む傾向があり、裏写りする事があります。なのでルーズリーフの紙とシステム手帳の紙を全部変えました。
まだあと3本 Jinhao社・永生(WINGSUNG)・英雄(HERO)の安い(3本で¥1,710送料込)中華万年筆をアリエクで購入しています。
中華の次はインド×ドイツの予定・・・
海外規格のペン先(ニブ)は交換(スワップ)出来るようなのでオリジナルの高級万年筆(実際は安い)を造ろうと計画中です。