DoError

大阪府在住 新たな趣味を模索中

東京から刑事さんと税関職員さんが捜査令状をもって・・・

平日の1時過ぎ、私は在宅ワーク中でPCで作業をしていました。
突然、家のチャイムが鳴りインターホンのボタンを押すと
「東京税関の者です、玄関までお願いできますか?」
マンションはオートロックなので1階の施錠解除かなと思いきや扉の前まで来ているようです。ドアを開けると1人の男性が
「東京税関ですが〇〇さんですか?」 
その1人の男性の周りには数人の男性がこちらを睨むように顔を覗き込んできます。

「はい、そうですが・・・」返事が終わるか終わらないかの食い気味のタイミングで「東京税関の者ですが、〇〇さんにお聞きしたいことがあります。お話よろしいですか?」
私はあわてて「何ですか?」と聞いても、
「詳しい話はなかで」と用件を言ってくれません。
「捜査令状が出ていますので」ともう一人の男性が付け足したように言うと「はあ?だからどんな用件ですか?」
「ここでは何なんで中で・・・」

小さな4人掛けダイニングテーブルしかないキッチンリビングが男性7人で埋め尽くされる。どれぐらい時間が掛かるか確認すると2時間程度と言われ急遽職場に電話し午後休を頂く事にした。PCがリモートで繋がっているので画面を見ないでくださいと念を押しログオフをする前に振り返る。画面を見ている・・・「見ないでって言いましたよね!」

「見えないから・・・」
まあ、なにも情報は表示されてないので良いのですが。

3人の税関職員がテーブルにつく。1人の刑事が部屋を少し見ても良いですか?と確認。

税関職員が事の経緯を説明しだす。
どうやら〇ヤ〇の密輸入の嫌疑をかけられている事が分かった。
海外から送られて来たお菓子の中に〇〇クが仕込まれていたのを税関で見つけ、送り先、氏名、電話番号、メールアカウントを頼りに調べていて、アカウントの情報開示請求したらプロバイダが私の個人情報を出してきた。

実際使っているアカウントとは少し違います。そのアカウント名には見覚えがなくプロバイダが間違えたんじゃないか?
とも思いましたが、プロバイダが開示した情報では2008年に私が作ったアカウントであることが書いてあります。pcで確認すると現在は未使用で凍結されている事が分かりました。
何度も覚えがないかと聞かれましたが17年前の事を覚えている訳もなく、現在使っていないし、パスワードも覚えていません。
頭の中ではこれ誤認逮捕さるるんじゃないか?と不安になってきます。
とここで、部屋の中を見回している刑事の一人がこれは何ですか?と手に持っているものは「GLOCK 18C」AUSTRIA 連射可能な拳銃・・・

「モ、モデルガンですよ」
声が震えた。

更にもう一人がこれは何ですか?手には白い粉の入ったプラスチックケース。
「木くずです。」

「ギ、ギターの穴埋め用に作ったんです。ここに木工用ボンドもあります」

いちいち説明を求められます。

イラっとしたので「他に白い粉が出てきたらそれはホットケーキミックスで釣り餌用に小分けしています」と先に言っておく。

少し和んだような雰囲気になり刑事さんも笑顔に。

すると「ご存じだと思いますが言いたくない事は言わなくても大丈夫ですよ」っと諭すように言われる。

結局、疑わしいものは出てこず、刑事4人は下で待っていると告げ家から出ていきました。

「記念撮影はダメですか?」と自撮り越しに全員が入るアングルを仕草で表現。
「それはダメ」っと一言。

思い返せば妻と小分けにしたホットケーキミックスの袋見ながら朝早くに刑事が家にこんやろなぁと冗談めかして話していたことが現実になった。

結論を言うと、物は出ないしアカウントは使っていないし電話番号も住所も違う。
なにひとつ疑わしい事がないとなり

「ご協力ありがとうございました」

となったのですが、流石に1時間が経過したころから胃が痛くなり明け方3時にようやく治まる。

税関職員に見せてもらった荷物の宛名書を見た時、住所が少し気になった。「見た事あるような気がします。」と言うと

「聞き捨てなりませんよ」

と言われながらも思い出せず調書にも書かなかったのですが、夜になり落ち着いてメールを検索すると同じ宛名書きが添付されたメールを発見。

 

「あっ!そう言えばDHLから郵便物が届けれないとメールが来てたわ!」

どうりで住所に見覚えがあるはず。関係ないからとスルーしてました。

住所も違う、電話番号も違う、メールアドレスも覚えがない荷物なのでそりゃスルーしますよ。ひょっとしたら詐欺メールかもしれないし。

気になったので翌日税関職員に連絡した。
メールで送ってと言うので送信するとお礼の電話があり、その際
「この荷物は送り主に戻る際にあってはならないものが見つかったんですか?」
と聞くと、
「あまり捜査の事は詳しく言えないのですが、入ってきた時に見つけています。」
「なになに?そうすると泳がせですか?」
「はい」
という事は届きませんとDHLから来たメールは捜査中で把握していたことになる。
「もしかして、この郵便物は私の物ではありません。と返信していればこんなことにならなかったの?」
「おっしゃる通り、ここまでの事にはなっていませんが事情をお聞きする事はあったと思います。」
詐欺メールか泳がせかの判断は出来ないっていうかもともと泳がせの想定はない。今回は仕方ないけど次回からはとは思いたくないけど誰にでも起こりうる怖い話です。

「しかし、私にメールが届くっていう事は犯人は住所を間違えた時点で受け取り方法はないよね・・・」
「今は色々あって、受け子とか・・・」
最後に、今回の捜査線上に上がっているのは中国の組織らしい。やたらと中国人との関係はないかと聞かれた。
「んー、会社帰りの中華の飲食店員、上司に一度だけ連れて行ってもらった中国人クラブ・・・」
何の情報も得られず残念そうでした。
わざわざ東京から調査に来られて初めは怖かったですが比較的紳士的でした。

これ大阪府警じゃなくてよかった~(お察しください・・・)
皆様もお気を付け下さいませ。