テーパーライン製造機
そろそろ最終段階になってきました。
現状は6本撚りまでの仮組段階です。撚り本数は9本まで用意したいところですが、残りの3本分のパーツが揃っていないので進めれない状況です。
ラインのスプール部分がようやく決まり、材料、道具の発注を本日しました。
加工が必要なのでヒートガンや型取りの為の粘土も購入します。
糸を巻いておくスプールの構造を決めかねていましたがようやく進めそうです。
これで部品発注は最後にしたいですが果たしてどうなんでしょう?
テーパーライン
作るのに時間がかかるので最低限の比較データしか取れていないのが現状です。テーパーライン製造機が完成したらラインの種類をたくさん作って比較したいと思います。
黄金比・白銀比
昨年、自作テーパーラインを使った感想
作ったラインは黄金比・白銀比どちらも奇麗に飛んでくれます。なのでどちらがベストとは言い難い状況です。ただ、今回一つ気づいた事があります。
ラインの長さが同一であれば白銀比は黄金比に比べてテーパーが少しだけ先端に寄ります。
しかし、色々計算していて気付いたのですが、同じ長さで黄金比4mー4段と白銀比4mー5段を比較すると太い方の2段の長さが近づきます。
これは少し使えそうですね。
白銀比7本撚り5段を作り、状況に応じて先端1段を切って使う事ができます。
普段のオイカワ釣りでは5段でフワッと落とし、風が強い時に1段減らすとか
オイカワ釣りに5段を使って、アマゴ釣りに行ったときに4段にして、よりピンポイントを攻めるとか。
つまり、作るのは白銀比の方が使い回しが出来るという事になるので、ここで決めたいと思います。
自作テーパーラインの名称は『白銀テーパーライン』とします。
白銀は黄金を含むのです。しかし全長の計算を少し変えなければいけませんね。切った時に竿の長さと同じぐらいが良いかと思うのですが・・・
Excelでの計算がさらに複雑になってきました。
ライン号数と撚り本数
3号6本撚りと2号6本撚りを実釣比較
3号6本撚りは軽く振るだけで綺麗に飛んでくれます。
2号6本撚りは少し軽く感じました。
これを元にライン号数毎に撚る本数を変えれば良いかと考えています。
計算上では3号5本撚りと3号6本撚りの間になる範囲で作ればよい。
糸の太さを考慮して
- 3号6本撚り
- 2号7本撚り
- 1.5号8本撚り
- 1号9本撚り
で行けそうです。
こちらは今年の実釣で飛び具合を確認し最終的にベストな組み合わせを探りたいと思います。