中国で伝説となって語り継がれている僧侶
特徴
- あばら骨がでている。
- 破れた靴から指が出ている。
- 顔は満面の笑み
『中国人みんな知ってるあるよ』
木彫りの像を眺めていると店員が片言の日本語で話しかけてきた。
正直何を言っているか分からなかったがなんとなく気に入って買うことにした。
多分その時、人物の名前やどんな人なのかを話していたのだろうが、全く理解できず。
ただ、説明している若い女性の顔が真剣なこと、嘘でない事が分かる。
これは私が中国に行った時、空港で余った元を使い切ろうと土産物屋に入った時の話です。
それから10年以上たった今、その人物が誰なのか?
どんな伝説なのか?
調べてみる事にしました。
先ずはネットで同じ物を見付けようと検索、中国といえばAliexpressです。
見つかればそれを頼りに調べる事が出来ます。
色んな単語の組み合わせで調べていると
中国 ツゲ彫刻
というワードで見つかりました。
私の持っているものとよく似ています。
名前は智ゴングと書かれているように思われます。
おそらく日本語にはうまく翻訳されていないのだと思い一度英語で表示し、それをGoogle翻訳で中国語に訳します。
英語では Ji Gong → 中国語で 濟公
ようやく名前が分かりました。
今度は名前を元にGoogleで検索してみます。
すると神韻芸術団の公式サイトが見つかり、どのような人物であったかが紹介されていました。
戒名は道済(どうさい)
通常の僧侶とは異なり、破れた布をまとい、肉食を禁じる戒律を破り、酒を飲む風来坊だった。この風変わりな性格は他の僧侶を苛つかせ、「頭のいかれた道濟」と呼ばれるようになり、この呼び名が縮まり「濟公」として知られるようになる。
型破りの性格ながら、濟公は誠実で心優しく、佛道の教えに沿って修業を成し遂げた人物でした。
濟公の様々な偉業は、中国の伝説を通して暖かく語り継がれいるとの事。
神韻芸術団の公式サイト
で紹介されています。
Amazonで見つけました。
こちらは手が込んでいて価格も高いです。
あー、すっきりした。
日本人は誰も知らないあるよ・・・