忘れた頃にテーパーライン作製機です。
土曜日に最終段階のテーパーラインを試作しようと作り始めました。
どうも気が乗らない。こんな時は以前失敗したときの事が頭をよぎります。ラインをドリルで撚っている時に外れてぐちゃぐちゃになる様な気がして、いつもより慎重に作業します。見てなくてもテレビはいつも付けっぱなし。
6本それぞれ35秒ずつ撚っていきます。
ドラマが気になります・・・
撚り終わり次は6本をまとめていきます。2m48cmで1本減らし5本にします。
ドラマが気になります・・・
ドラマを見ながらグダグダやっていると、ラインを6本から5本に減らす段階で間違って2本切ってしまいました。
ほれ見たことか!
と心の中で呟きますが口から出るのは溜め息ばかり・・・
何か工夫して使えるものにしようかとも考えたのですが、壮大な計画のもと、考えに考え抜いた最終段階の試作です。誤魔化しては意味がありません。
しかし、また糸を張るところから始めるのも時間がかかります。こんな時に糸撚り機があったらな・・・・
と言う訳です。
こんな感じに変更です。簡単なようで、なかなか進みません。前回、費用を再計算しましたがまたやり直しになりそうです。
右端の汚い手書きの絵はこの2つの歯車で手っ取り早く作れないかと考えた時にふと思い出した瀬畑雄三さんのテーパーライン作成方法。初めて見たとき渓の翁は天才だと思った。
この方法は何本撚りであろうと2本を同じ方向で回転させればよく初めからテーパーになっているので失敗も少ないと思います。また、無駄なラインも出ません。
しかし、ラインの長さ分、場所が必要になります。
私がいま考えているのは、毛糸でセーターを作る感じとでも言いますか、撚り本数が少ない方から伸ばしながら作れないかなぁと思っているのです。
我ながらに頭がいいとつくづく思います。どえりゃあも天才なのです。
EXCELで整理して見ました。こうすると各部品が幾ついるとか全部でいくらかかるとか分かりやすいです。EXCELは得意なのです。
赤いラインがラダーチェーンです。タミヤの工作機セットを出来るだけ無駄なく使おうとこちらも考えに考え抜いた設計。歯車1と2(大)、歯車AとB(小)はそれぞれ同じ大きさですが中心の形状が少し違います。3mmシャフトがそのままでは通らずドリルで穴を拡大しました。
年内に完成は難しいと思いますが、渓流解禁までには作りたいと思います。