ナイロン糸で作る黄金テーパーライン
黄金比を使ったテーパーラインです。
名付けて黄金テーパーライン!!!
特別な道具を使わず作る事ができますのでチャレンジしてみてください。
竿のバランスによっては使い心地に違いが出ると思いますので、その場合はラインの号数を変えてお試しください。6本同じ号数のラインであれば同じ効果となります。
また、厳密に言えば撚り数も関係してくると思います。なるべく太い方に撚りが多くなる様に作ってください。長さや撚り数は少しぐらい違っても問題ありません。
ご希望の長さが御座いましたらメッセージ下さい。
計算したものを掲載します。
基準
竿:NISSIN ROYAL STAGE TENKARA 7:3 360
ライン:ナイロン 2号
本数:6本撚り
長さ:5210mm(テーパーライン)
全長:5730mm(ハリス含む)
⑥2180mm⑤1350mm④840mm③520mm②320mm
ハリス:①520mm
撚り数:約1300
製作経緯
レベルラインを長め6m位にすると竿(7:3)が
硬いのか、思うように飛ばなかった。胴調子のレベルライン専用竿であれば6mぐらいは飛ばせます。
長い仕掛けは重さで竿をしならせるテーパーラインの方が良いと考えたが、市販品には種類が少なく自作する事にした。
飛ぶ理由
【長さ・重量の比率】
同じ号数の糸を使った場合、黄金比を利用すると、必ず下記の比率になります。
長さ
⑥ ÷(①+②+③+④+⑤)≒ 1.618
⑤ ÷(①+②+③+④)≒ 1.618
・
・
・
③ ÷(②+①)≒ 1.618
①は計算上の余り合計です
重量
⑥>①+②+③+④+⑤
⑤>①+②+③+④
・
・
・
③>②+①
②>①
先に行くほど重量比率が開く
なるほど飛ぶわけだ!
竿の種類やラインの長さを変え、バランス良く作れたものをご紹介していきます。
2020/10/05追記 タイトルの【まとめ】文字を消しました。