釣り好き暇人の休日は天候で行動が決まります。
今日は生憎の台風でこれはチャンス! と思い、テーパーラインを作ってみることにします。
テーパーラインの市販品は結構お高い金額なのと長さが決まっているので困ります。
先週の実釣で天龍のテンカラ竿はテーパーラインの方が良いかもって思ったので、ここ一週間ネットで作り方を調べまくりました。
大体の理屈と今ある道具で出来る様に色々考えたので参考にしてください。
ただ、ラインを撚る方法にいまいち精度がかけます。
仕方ありません。ちまちま手で巻くのも時間がかかるので電動ドリルで時間を決めて巻くことにします。
扇風機(ライン固定用)にラインを5本フックで掛けます。
間にダンボールで作った仕切りを入れ、最後束ねてペットボトルを吊ります。
縛った先は重りをつけテンションを一定に保ちます。
扇風機にフック掛けしたラインを外し、1本ずつ電動ドリルで撚ります。
この時よる回転数を正確に数えるすべが思いつきません。が、なるべく同じ撚りにする為に時間を決めます。
1分で1400回転なのでそこから試します。
仕様
手持ちの3号ナイロン500m巻 残り少ない
全長4.2m
5本 150cm
4本 120cm
3本 90cm
2本 60cm
1本ずつ計5本をドリルで約6分あっという間に完了ですが
全部巻き終わったところで扇風機が倒れ、くしゃくしゃに・・・
諦めません。
再度1本ずつセットしドリルで巻きます。
テンションがきつくないか確認しながら 今度は30秒づつ分けて撚ります。
途中ドリルの回転数が落ちてきたのでバッテリーを交換し、2回めの30秒は逆の糸から撚ります。
糸は綺麗に撚れて行きます。
長さを図り一本減らし、仕切板をずらす
を繰り返していくと最後の方で撚りが足りない気がしたので5秒ドリル追加。
これが良かった。
次は六本で
全長4.2m
6本 180cm
5本 120cm
4本 60cm
3本 40cm
2本 20cm
このセットを2個作ったところで糸が無くなりました。
1本作るのに2時間掛からないぐらい。コツを掴めば1時間ちょいで出来そう。
出来上がりはこちら。
最初にしては良い出来栄えだと思います。
注意点
糸を撚っていくとテンションが代わり重りの調整で失敗すると扇風機は倒れるので、重りをペットボトルに変え水の量で調整した。
最後、扇風機から糸を切った瞬間猛烈な勢いで糸が回転します。放すとおそらく大変な事態になるので手の中でゆっくりと回転させた。
今回3号の糸しかなかったので次回は1号や2号で10本撚りとか試してみたい。
明日の天白川は増水と朝は風速5m夕方でも4mの予報なので明後日に試そうと思います。